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2009/4/17 金曜日

激安ファッション

Filed under: ファッション — admin @ 19:50:12

激安ファッションといえば、欠かせない存在にアウトレットがあります。
アウトレットモールは1980年代にアメリカで誕生した新しい流通業の形態で、いわゆるメーカー品や高級ブランド品などを低価格で販売するアウトレット店を一ヶ所に集めたショッピングセンターのことを指します。
一般にアウトレットモールではメーカー直販アウトレット販売の店舗を複数バリエーション設置することにより、購買者への選択肢の幅をモール全体として提供することで間口を広げることを目的としています。
アウトレットとは、元々「出口・捌け口」、或いは電機のソケットという意味があります。流通業界ではブランドメーカーの衣料品やアクセサリーなどの流行遅れの商品や売れ残った商品、多少傷のついた商品などを在庫処分の意味で販売することを意味します。
一定のブランド価値を通常価格に反映できる高級ブランドがこのアウトレット販売形態のメリットを多く享受できます。これは通常販売ではブランド価値の維持の為に価格を統制、或いは維持しているブランド商品であればあるほどアウトレット販売での価格差を追求できるためということが大きいようです。また販売のチャンネルが限られることから低価格化品の流通量がメーカー側が調整しやすく、ブランドの価値を価格に反映させているメーカーにとっては、通常販売とアウトレット販売との位置づけはブランド販売戦略上で重要な意味を持ちます。これは通常品の価格維持力が低下しないよう、報道関係への具体的な情報提供を統制することなどに現れています。
また昨今ではこうしたアウトレットを使用した激安ファッションそのものがメディアによって取り上げられることが多くなったことなどから、単にメーカー品の新古商品というだけでない、「アウトレットとしての価値」という新たな側面も生まれ、単純な販売価格だけでなく、それらの商品を原価で揃えた場合とアウトレットによる激安コーディネートをした場合の差額が、消費者の購買欲をそそる、という図式が浸透していきています。
激安ファッションそのものは九十年代からメソッドとして存在しましたが、これがアウトレットという販売方式を基盤として単なる「安かろう悪かろう」ではない、一定の品質やブランドイメージを維持したままの低価格化を実現したことは、流通においても一つの革命であったといえるでしょう。

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